神を賛美する教会音楽から来ているゴスペル
歌を上手に歌えるようになるというのは、人生を豊かにしてくれる一つの助けとなります。
一人で歌っても楽しくストレス解消になりますし、みんなで集まった時などにきれいな歌声を披露することで、その場を盛り上げることもできます。
こうしたことから、ボーカルレッスンを受けて歌を歌えるようになりたいという人が増えています。
歌のレッスンを受けるにあたっては、どのジャンルの歌をメインにするかということが大事なポイントとなってきますが、ゴスペルという選択肢を考える人もいます。
ゴスペルはもともと黒人たちが教会で神様を賛美するために用いていたもので、現在でも讃美歌というジャンルに位置しています。
歌詞の内容は基本的に讃美歌となっていて、聖書の言葉を取り上げたり神様を讃えるフレーズが多いのが特徴です。
といっても、一般的な厳かな教会音楽とは異なり、リズム感が強くノリノリになれる曲が多いのがゴスペルの大きな特色となっています。
やはりアップビートなリズム感が好きな黒人から生まれたという起源が、その特徴を物語っているのでしょう。
リズムを取ることで楽しく歌えるのが魅力
ゴスペルは美しいハーモニーと明るいリズム感が大きな特徴となっています。
原曲の英語の歌詞があまりよく理解できないとしても、そのリズムに上手に乗ることができれば、歌うのが楽しくなってきますし自然と体も動いてくるというものです。
この独特のリズム感をつかむことができれば、習得はとても早いので楽しく覚えることができるでしょう。
また、ゴスペルではピアノの伴奏や軽いオーケストラの伴奏があることもありますが、たいていはあまり楽器の音が強くなく、ボーカルのハーモニーをメインとします。
そのため、きれいにハーモニーを作り出すことができるととても気持ち良いもので、ゴスペルならではの魅力を満喫できます。
もちろん、そのためには適切な音程の取り方や、グループでのバランスのとり方などを学ぶ必要がありますが、徐々にレッスンを重ねるにつれて上達していくことができます。
いくつかのゴスペル教室が都市ごとにあるので探してみたい
ゴスペルを学ぶというのは、日本ではそれほどポピュラーではありませんが、都市ごとにいくつかの教室が設けられていることが多いものです。
また、ゴスペルグループを作って有志で活動していることもあります。
まずは、こうした教室やゴスペルグループの情報をチェックしてみて、地元で学べるところはないか探してみましょう。
他のジャンルの音楽とは異なる個性がありますので、最初は慣れるまで感覚が付いていかないかもしれませんが、慣れるまでの辛抱ですので楽しく仲間と一緒に学ぶようにしましょう。